新型コロナとタバコの関係【やめた方がいい理由とやめ方】
2020年に入り早4ヶ月、今年に入ってから新型コロナウイルスの話を聞かない日はないですね。
特にタバコを吸っている方については肺炎になるって大丈夫?と不安になりますよね。
15年間タバコを吸っていた私が新型コロナとタバコの関係やタバコをやめた理由、やめた方法を紹介します。
本記事の内容
新型コロナとタバコの関係
結論:関係性は最悪です。火に油を注いでいるようなものです。
そもそもコロナに感染する人の特徴として挙げられていたのが、高齢者ですが徐々に子供や成人も感染している報告や、死亡報告も挙げられています。
これは個人的な推測なのですが『感染者』というくくりで言うと実際は高齢者の方より若い人の方が圧倒的に多いのではないかと考えています。
その根拠ですが今回の新型コロナについては無症状患者も多く存在していること、無症状だが感染している(検査を受け陽性になっている)という部分です。
『症状が出ていないが検査を受けている人』というのは極めて一部の方のため、通常症状がなければわざわざ感染のリスクを冒してまで検査を受けには行きませんよね?
そうなると保菌しているが日常的に生活を送っている人も多く存在していることになります。
要約してまとめますと
・高齢者の方は免疫力が低下しているので症状が現れやすく、重篤化しやすい
・高齢者でない方は感染している人数こそ多いが、免疫力があるため症状が出にくい
ということです。
喫煙者であればこれがどういうことか理解できると思いますが、タバコは人体の免疫力の低下に大きく影響しています。
『100害あって1利なし』とは正にそのままでタバコを吸うことで細胞を傷つけ破壊していくだけです。
今回の新型コロナが引き起こす肺炎にはタバコは大きく影響しています。普段タバコを吸っている方で呼吸が苦しくなったり咳が止まらなくなったり、肺に痛みや違和感を感じたことはありませんか?
いわゆる胸痛ですが様々な病気が考えられます。慢性閉塞性肺疾患や肺気胸など肺に関する病気だけでもいくつもあります。
気づいていないだけで、すでに肺疾患になっている場合にも新型コロナは襲い掛かりますしそういう場合にこそより一層脅威です。
一説には新型コロナに対してタバコを吸っている人の方が、吸っていない人より、重症化・死亡する確率が3倍高いとのこと。
※数値は諸説あり
タバコがもたらす免疫力低下や肺疾患が新型コロナの悪さを手助けしている状態にしてしまい重篤化・死亡に繋がっているということです。
WHOからもタバコの危険が示唆されています。
タバコをやめた方がいい理由
吸わないほうがいいというのはわかっていると思いますが、可視化するためにやめた方がいい理由をまとめます。
・肺気腫になっている。(肺組織が破壊0された状態)
・気管支炎、肺がん、肺炎など肺疾患になる。
・お金がかかる。(生涯のタバコ代の推定900万円)
・口臭体臭が臭くなる(喫煙者は気づかない)
・喫煙者の方が老ける(細胞が破壊されるため)
■新型コロナやその他の病について
今回のテーマでもある新型コロナ肺炎とも大きく関わってくる肺疾患。それだけでも相当なデメリットです。更にタバコは脳の病気も引き起こすのでより一層体には悪いです。
私の父は20代の時、くも膜下出血で生死をさまよった経験があります。回復後に話してくれたことは『もう一度あの苦しみを味わうなら殺してほしい』という話でした。
その時の体験も教えてもらいましたが、背筋が凍るような話でした。それほど脳の病気も恐ろしいです。
■タバコ代について
タバコ代も年々あがっていますよね。私が吸いだした頃は1箱300円前後でしたが、今は1箱500円前後にもなっており今後は1箱1,000円まで上がるとも言われています。
もし仮に500円のままだとしても月に15,000円、年間で18万円これを50年程続けると900万円にもなります。
更には1箱の値段は上がっていくので更にとんでもない金額をタバコに使うことになります。
■念押しすると
やめた方がいい理由は他にもたくさんありますが特にやめるべき理由として挙げられるのが、『健康』『お金』上記で書いたこの2種類が大きいです。
禁煙豆知識・タバコをやめるための方法 | 健康づくり | ソニー健康保険組合
こちらのリンクではニコチン依存度も計測できますので一度計測してみてください。
タバコをやめるメリット
禁煙することで変わる事
・お金に余裕ができる
・健康面もかなりよくなる
・生活にも変化が現れる
・イライラしなくなる
・味覚がハッキリする
■お金の余裕
言わずもがな、お金は吸わない分浮きますので余裕ができます。浮いたお金を貯金したり、他の趣味に当てる事ができるので禁煙成功を体感する1つの効果になります。
そこからも心的余裕へとつながります。
■健康面について
今回の新型コロナとタバコの関係にも影響し、禁煙すれば免疫力低下も止められるので少しずつ耐性もつけられます。
また受動喫煙をさせることによる周りの健康の負担も軽減することができます。
胸痛が起きたり苦しかった症状も徐々になくなり、空気がおいしく感じられます。
■生活面について
生活が乱れている場合、規則正しい生活を送る事にもつながります。私の場合ですが、朝起きてタバコを吸っていた代わりに真っ先に洗顔をするようにしたところ、生活にハリが出るようになり朝から活動力が上がりました。
なによりタバコを吸っていない=健康という感覚が生まれ、より一層健康に対して気を遣ったり前向きになっていくので気持ちの面でも効果的です。
■タバコから来るストレス
タバコを吸うと元気が出る、落ち着く、リラックスできるというのは誤解があります。
体感としてはそのように感じるのですが、それにはちゃんと理由があり仕組みを知るとタバコを吸う意味がない事がわかります。
以下のグラフを参考に『0』の値がストレスなしの状態としたときに非喫煙者はドーパミンやα波が正常に機能しているので浮き沈みは基本0~100の状態です。
一方で喫煙者はニコチンが切れてくると徐々に吸いたいという気持ちや、イライラが始まります。この状態は0からマイナスの状態で非喫煙者にはないストレスです。
喫煙者はタバコを吸うことで、このニコチン不足を補っている時にストレス解消を感じます。ですがここが落とし穴で、タバコが解消してくれる部分は、あくまでニコチンが不足しているという部分のストレスだけです。
その他にもドーパミンやα波が不足して元気が出ない、イライラするという症状も起き、それらは全てタバコを吸うことによる弊害です。
■味覚がハッキリする
ここは個人差があるようで、中には体感できない方もいるようです。
よく食べ物が『おいしく感じる』というのを聞きますが、私の場合はおいしいというよりは濃く感じるようになりました。
濃く感じるようになったので、少し味を控えめに料理するようになり塩分などが抑えられることで健康につながっていると考えています。
やめ方【おすすめの禁煙方法紹介】
禁煙をするにあたり実践する方法はこの3つに分かれます
■グッズを利用
タバコの代わりに禁煙グッズで賄うというものですね。
他にも飴をやガムなどで口寂しさを紛らわす方法です。
私を含め、周りの人でこの方法でやめれた人を知りません。パイプに至っては個人的に逆効果で、物足りなさから余計吸いたくなります。結論を言うとタバコの代わりになるものなんてないです。タバコはタバコ。吸うか吸わないかだけです。
■禁煙外来を利用
3週間に一度病院へ通い約3ヶ月、薬を用いへ禁煙する方法です。
私の周りのほとんどは禁煙外来でタバコをやめました。禁煙補助薬というのを用いて治療するようで効果はかなり高いとのこと。タバコを試しに吸ったところ以前吸ってたとは思えないほど不味く感じるそうです。
料金も1万~2万円程とのことで、タバコ1ヶ月分で今後タバコが止められると考えれば
そこまで高くないと思います。
なにより無理がなくやめられるというのをよく聞くので、私的にも禁煙外来は一番いい方法だと思います。
■根性のみ
私が行った禁煙方法です。
そもそも論ですが、依存しているものをやめる場合少なくとも自分の意思と葛藤をしないといけません。
そこに対して病院へ行くことや代わりになるアイテムを用いるかという選択があるだけなので、決意は必要になります。
上記でも書きましたが私の周りは禁煙外来を使用していたにもかかわらず、私はいかなかったのはいくつか理由があります。
『治療にお金をかけたくない』『禁煙は吸わなければいいだけだから楽勝』なんていうとても端的な考え方をしていたからです。
実践して最初の3.4日は本当に地獄でした。とにかく吸いたい気持ちが治まらず常にタバコの事を考え、酷いときは夢でタバコを吸ってしまい飛び起きるときもありました。
さらに嫁が普通にタバコを吸っているので、灰皿やタバコにライターと装備も完璧。目の前にタバコがあるのに吸えないという、お預け状態です。
それでも5日程したあたりからかなり楽になってきました。朝起きた時や食事のあとに必ず来るタバコを吸いたくなる症状が薄らいできていることに気づきました
1.2週間すれば体内のニコチンなどが排出されるようで、体感かなり楽になるようです。ただ結構キツいので、できれば禁煙外来がいいと思います。
まとめ:新型コロナとタバコは最悪
この記事のまとめです
新型コロナの脅威は連日ニュースなどで言われている通り、命に係わる問題です。
そのリスクを下げることももちろん、今後の自分の為にも禁煙を考えてみてはいかかでしょうか?
私は禁煙者を応援します!
他にも病に関する記事なども執筆しておりますので良ければ見ていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。