【iPhone】おすすめの中古スマホ!~サブや代用に最適な5選!~
『スマホの2台目が欲しい』
『スマホが壊れたので代用品を探している』
『子供にスマホ持たせたいが高くて悩んでいる』
『中古のiPhoneって実際どうなの?』
こういった悩みを解決します。
スマホは欲しいけど種類が多くて、なにがどういいのか違いがわからないという方は多くいます。
そこで元携帯ショップ店員の私が中古iPhoneについて詳しくまとめました。
また利用用途に合わせた、おすすめのiPhoneも紹介しています。
この記事では以下の事がわかります。
- 中古iPhoneの特徴
- 中古iPhoneのメリット・デメリット
- 中古iPhoneの価格
- おすすめの中古iPhone
この記事は3分で読むことができます。
中古iPhoneとは?
年々その数が増えていく中古iPhone。
中古iPhoneと聞くと『使用しなくなったもの』『誰かが使い古したスマホ』という印象を受けますが、実際はあまり使われずに売られていたり、クリーニングで新品のように綺麗になっているものも多くあります。
新機能を搭載し、年々進化していくiPhoneは今や1年1度は新作が販売されている状態です。
機能が良くなるのはもちろん嬉しいですが、実際スマホの機能ってどこまで使ってますか?
そうなんです!
実際全ての機能を使える人なんていません。
たくさんの機能が付いていても、ほとんどの人が使う機能は全体の数%レベルです。
その上で高価格!最近では10万円を超えるのなんて当たり前になってきています。
ぶっちゃけ『必要な機能だけがあって、値段は安い!』が一番ベストですよね!
それがまさに中古iPhoneです!
中古iPhoneの特徴
中古iPhoneには新品にはない特徴があります。
- 気軽に買える
- 値段が下がる
- 分割購入がない
気軽に買える
ネット販売はもちろん、リサイクルショップや、中古スマホの専門店などもあります。
携帯ショップでよくある、わずらわしいオプションの販売や難しい料金説明もありません。
その代わり設定は基本自分自身で行う必要があります。すでにiPhoneを利用していれば、iCloudやiTunesで簡単に移行ができます。最近だと情報も増えてきているので『iPhone 初期設定』や『iPhone データ移行』などで検索すのも1つの方法です。
値段が下がる
Appleから新型のiPhoneが発売されるたびに、中古iPhoneの価格は下がります。
必然的に発売から期間が経つほど、価格が下がるのは当然ですが性能が下がるわけではないです。
多少古いiPhoneでは起動や普段の動作には差は感じないほどの性能なので、価格が下がったiPhoneは正直かなり得な商品です。
むしろある程度のシリーズまではiOSのアップデートがあるため強化されます。2020年7月現在では『iPhone6 S』以降のモデルが最新のiOSにバージョンアップ可能です。
分割購入がない
携帯ショップでは割賦購入とも言われますが分割して購入することです。
中古iPhoneは基本的に買い切りなので携帯キャリアのように、2年や3年かけて本体代金を支払うこともありません。※クレジットカードの分割払いは除く
そのため、次に機種変更をする時に分割代金の残りがあるということもないため、気軽に次の機種変更ができます。
中古iPhoneの注意点
対応SIM
iPhoneを始めとしてスマホには基本的にSIMカード挿して使用します。
iPhoneには『SIMロック』がかかったものと、そうでない『SIMフリー』と呼ばれるものがあります。
SIMロックは【ドコモ・au・Softbank】の3キャリアが自社の関連SIMしか使えないようにしているものです。ドコモの場合BIGLOBEやOCNなどが同系統になります。
例えばドコモのSIMロックがかかったiPhoneではau・SoftbankのSIMは使用できません。
他社のSIMを使用する場合は、各キャリアでSIMロック解除の手続きが必要です。
SIMロック解除には各キャリアで3,000円の事務手数料が発生します。また条件付きですが近年オンラインでもSIMロック解除ができ、その場合に限ってSIMロック解除の事務手数料が発生しません。※詳しくは各キャリアのリンクをご覧ください。
SIMフリーはSIMロックがかかっていないもので、基本的には全てのSIMカードが使えるとされていますが、近年SIMの提供事業者が非常に多く、確認が取れないため使用前には自身のSIM契約事業者にSIMフリーのiPhoneが使えるかを確認しましょう。
また同一のiPhoneでもSIMフリーの場合、価格が少し高い場合や一部の機能が使用できない場合がありますので購入時は注意が必要です。
赤ロム
赤ロムとは、分割代金の滞りや不正契約がある端末を、キャリアより使えなくされているスマホを指します。
赤ロムの判定についてはiPhoneのIMEI番号で確認が可能です。
iPhoneで【設定>一般>情報】の順に操作すると確認することができます。
IMEI番号は各キャリアサイトに入力することで状態を確認できます。
またそれぞれの状態は【〇・△・×】で表示されます。
- 【〇】
端末代金の支払いが完了。不正契約が発覚すると【×】になります。 - 【△】
端末代金支払い途中。払われない場合【×】になります。 - 【×】
利用制限中。SIMを挿入しても使えません。『赤ロム』です。
アクティベーションロック
アクティベーションロックとはiPhoneの盗難防止用のロックです。
こちらが設定されている場合、登録者のAppleIDとパスワードがなければ解除ができません。
誤ってアクティベーションロックのかかったiPhoneを購入してしまった場合、全く使用できないので注意が必要です。
端末の保証
中古iPhoneでも以下の2種類の保証があります。
iPhone全般の保証
すべてのiPhoneは新品の状態から購入して1年間はメーカー保証が有効です。
中古iPhoneの場合、そのiPhoneが一番最初に購入された段階から保証期限がカウントされています。
仮にメーカー保証の期間内のiPhoneを中古で購入し、不具合があった場合メーカー保証で対応が可能です。
販売店の保証
中古iPhoneを取り扱うショップでは、独自の保証を行っているところもあります。
保証期間などはショップにより異なりますが、購入後すぐに異常が見つかる場合もあるため保証があるところで購入する方が安心です。
個人からの購入は要注意
大手サイトやショップからの購入では心配はないと思いますが、ヤフオクやメルカリなどで個人から購入する際は注意が必要です。
iPhoneなどのスマホ全般の中古購入で怖い点として、外観が綺麗でも落とし穴があることです。
安易に綺麗だからと購入しても、赤ロムやアクティベーションロック状態のものでは、まともに使うことができません。
返品などもできずに泣寝入りや、トラブルに発展する可能性もありますので、あまりおすすめはできません。
中古iPhoneのメリットとデメリット
中古iPhoneを購入するにあたってのメリットとデメリットです。
メリット
- 価格が安い
- 機種が選べる
- 複数持ちに便利
書き出すとキリがないので3点にまとめました。
価格が安い
一番気になる値段についてですが、当然新品時の価格よりは安くなっています。
以下は『iPhoneXR/SIMフリー/64GB』の新品と中古の比較です。
新品:65,980円
中古:42,980円
同じ機種・性能でも
差額は23,000円にもなります。
iPhoneXRは2018年10月に発売されました。
発売から2年経っているため新品でも安くなっていますが約6万6,000円はします。ですが中古であれば約4万円で購入でき、2万円以上も得になります。
機種が選べる
中古iPhoneの場合、シリーズやカラーバリエーションが新品以上に豊富にあります。
そのため使い方に合わせたiPhoneを購入することができ、余分な性能にお金をかけずに済むためコストを抑える事ができます。
携帯ショップでは常に最新のiPhoneか一世代前のiPhoneしか取り扱っていないため、どうしても価格が高くなる傾向にあります。
複数持ちに便利
- 子供用
- ゲーム用
- ビジネス用
- プライベート用
子供に自宅で使わせるために中古iPhoneは重宝します。自宅のWi-Fiでのみ利用できるようにすれば、月々の利用料金が追加されることもありません。
またゲームでも同じことが言えます。例えばスマホゲームを複数個プレイしたいという人が増えており、そのためにゲーム用のスマホが欲しいという人もいます。
同じゲームでも、複数のアカウントを使うために複数台利用したいという方にもこの中古iPhoneは非常に重宝します。
他にも仕事用に電話を分けている人も多くいます。プライベートと仕事を分けておくことは、精神衛生的にも非常に効果的です。
中にはプライベート用にいくつかスマホを所有している方もおり、外出用と自宅用にiPhoneを分けて使用している人もいます。極端な方だと『お風呂場』や『お手洗い』にまで専用にiPhoneを置いている方もいます。
デメリット
- バッテリー劣化
- 傷がある場合がある
バッテリー劣化
バッテリーは使うほどに劣化し、長持ちしなくなります。
ゲーム用などで、充電器に繋いだまま使用する場合などは問題ないと思いますが、外出先での利用などであれば確認はしておいたほうがいい項目です。
【設定>バッテリー>バッテリーの状態】で最大容量が確認できます。
傷がある場合がある
iPhoneだけに限らず、中古の時点での話ですが傷がある場合があります。
本体の些細な傷から画面の傷に至るまで、様々な傷がある場合があります。
多くの場合は傷のある個所の明記や写真を掲載しているので、参考にしつつ不安であれば購入前に確認するのがおすすめです。
おすすめのiPhone
ここまで中古iPhoneのメリットやデメリットを紹介しました。
その中で元携帯ショップ店員の私が選ぶおすすめのiPhoneを、利用用途に合わせて紹介します。
以下の4点について紹介しています。
- スマホの買い替え
- 一時的な代用品
- セカンド端末
- 子供向け
スマホの買い替え
現在使用中のスマホを買い替える方向けにおすすめの1台です。
『iPhone11』
価格:75,980円※2020年7月時点
2019年9月発売のモデルです。
メインで使用する想定で新しめのモデルがおすすめです。
iPhone11はナンバリングシリーズで唯一ホームボタンのないモデルです。iPhoneXなどのモデルを使用している方には勝手同じなので馴染みやすいです。
使用頻度が多くなることも想定し、保証やバッテリー、OSのアップデートなど様々な観点からおすすめの1台です。
サイズ感が少し大きく男性向けの大きさです。
女性には以下の一回り小さいモデルが使いやすくおすすめです。
『iPhoneSE 第2世代』
価格:43,780円※2020年7月時点
2020年4月に販売した最新のモデルでコストパフォーマンスが良いiPhoneです。
こちらも新しいモデルなので保証やOSアップデートなど、長く使うために安心のあるiPhoneです。
ホームボタンも復活したモデルとして人気があり、従来のiPhone感のあるタイプになっています。
新型コロナの影響により、マスクやフェイスシールドで顔認証がうまくいかない場合でも指紋認証が使えるため非常に便利です。
また『最高のiPhone』『これさえあれば十分』と言われるほどの満足感のある性能になっているのも魅力的です。
一時的な代用品
破損、紛失、盗難などで保証が使えない場合など、スマホが手に入らず困っている方向けのiPhoneです。
『iPhone6 S』
価格:9,900円※2020年7月時点
一時的に使用できればいいという方向けのコスト重視のiPhoneです。
『iPhone6』ではなく『iPhone6 S』の理由として、iOSのアップデートがあります。
iPhone6はすでに最新アップデート対応ができないため、今からの利用はおすすめできません。
また処理能力の性能も1.5倍にあがっているので、普段使いの少しのストレスが大きく変わります。
そして容量も16GBが存在した最後のモデルなので安価で入手できるのも、コスパのいい理由です。
セカンド端末
プライベート用や、ゲーム専用などメインのスマホとは別に利用したい方向けのiPhoneです。
『iPhone8』
価格:28,600円※2020年7月時点
2017年9月発売のモデルです。
セカンド端末は利用用途によってはもう少し古めのモデルでもOKです。
iPhone8を紹介した理由としては、ゲームでの利用に関係します。
ゲーム動作については前モデルのiPhone7も優秀ではありますが、近年はゲーム側の容量が大きくiPhoneへの負荷も非常に大きなものになっています。
そのため、より処理能力が高く扱いやすいiPhone8がおすすめです。
子供向け
小さなお子様から、中学生くらいのスマホが必要になる年齢の方向けのiPhoneです。
『iPhone7』
価格:20,545円※2020年7月時点
2016年9月発売のモデルです。
少し古く感じてしまいますが、正直動作に関しては最新のものと見た目に違いはありません。
価格も1万円台にしては十分な性能をしており、動画を見たりインターネット検索やアプリを使うといった基本的な事はiPhone7であれば十分に使用できます。
家庭内で使用する間はWi-Fiで使用することを想定し、成長過程で外出時に持たせる場合はSIMの契約だけでそのまま利用ができるように上記のような『SIMフリー』のモデルが良いかと思います。
私もセカンド端末の1つとして愛用していますが、まだまだ現役のiPhoneです。
中古iPhoneの価格
価格は機種によって大きく変わります。
上記の『おすすめのiPhone』で紹介したものだと安くて9,900円からです。iOSや保証などをすべて無視すれば4,000円ほどの物もありますが、安すぎるものはおすすめできません。
また中古iPhoneの価格は状態での変化もありますが、容量でも変わります。
以下は『iPhoneXS』の中古品で状態はほぼ同じです。
64GB:54,980円
256GB:63,980円
このように容量が上がるだけで金額も大きく変わります。
もしデータを引き継ぐ場合は、現在の自分のスマホのデータ容量などを確認しておくと良いです。
【設定>一般>iPhoneストレージ】で確認できます。
中古iPhoneの口コミ・評判
こちらの『iPhone7』を購入された方の感想です。
価格:17,600円※2020年7月時点
こちらの『iPhone8』を購入した方の感想です。
価格:43,980円※2020年7月時点
基本的に良い評価の割合が多いですが一部ある低評価の理由が以下です。
- 赤ロムではないが『△』判定が不安
- 電池の持ちが思ったより悪い
- 想定外の傷がある
中古である以上ある程度は仕方ないですし、正直当たり外れがある点は否めません。
そのため購入の際は、保証対応やバッテリーの最大容量など気になる点を確認してから購入することをおすすめします。
まとめ:【iPhone】おすすめの中古スマホ!
- 中古iPhoneでも充分使える
- 中古iPhoneを買うなら大手から
- 購入の際は注意点に気を付けて
いいものを購入すれば、お得に良いiPhoneが使えます。これからの時代は中古iPhoneもどんどん需要が高まっていきますので今のうちに中古iPhoneの購入に慣れておくのも良いと思います。
今回は中古iPhoneについてまとめました。
他にも記事を書いていますので良ければご覧ください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。