元プロが教える保護フィルムの貼り方!~フィルム選びの方法も~
元プロが教える保護フィルムの貼り方!~フィルム選びの方法も~
『貼り方がわからない!貼り替えたいけど自分でできるか不安。気泡が入って汚くなってしまうけどどうすればいい?フィルムの角が画面に吸着しない!』
通算2000枚近く保護フィルムを貼ってきた元プロの私が、こういった疑問に答えます!
『自分で貼るのは難しい、失敗しそう』こう思った人も、一度この記事を読んでから試してみてください!
元プロが教える保護フィルムの貼り方!
早速やりますね!
今回は幅広い方に説明するため、貼り替えの手順で説明します。
用意するものはこちら!
※クロスはホコリやチリを取り除くのに使うため、ティッシュなどのペーパーは避けてた方がいいです。
クロスは複数枚入りで安価で購入できるので持っておくと便利です。
Tohoer【黒10枚】クリーニングクロス メガネ拭き マイクロファイバー 超極細繊維 液晶画面/眼鏡/スマホ/カメラレンズ/パソコン メンテナンス用品 20×20cm
まずはカバーなどあれば外します。バンパーなども手があたり邪魔になりますのでなるべく本体だけの状態がおすすめです。
先にテープを準備しておきます。
- 元のフィルムを剥がす用×1枚
- フィルム貼る用×2枚
- ホコリ、チリ取り用×1枚
長すぎない方が使いやすいです。作業中は手がふさがるので最初にテープは準備しておきましょう。不安な方は数枚増やして準備しておくといいです。
貼り替えの方はフィルムを取りましょう。
すぐに取れればいいですが、なるべくテープを貼ってテープごと持ち上げるように剥がすのがいいです。
爪や指で剥がすと、画面に汚れが付着し新しいフィルムの気泡などの原因になります。
クロスで画面を綺麗に拭きましょう。
この時水拭きしたほうがいいかよく聞かれましたが、絶対に水拭きはしないでください!水拭きのあとが残って仕上がりが悪くなります。どうしても乾拭き以外で拭く場合アルコールを少量つけて拭きそのあと乾拭きすると、跡が残らないのでオススメですよ(*^-^*)
次は新しいフィルムの準備!
今回はこちらのガラスフィルムを使用します。中身はシンプルでフィルムと簡易クロスのWetとDryが付いています。この簡易クロスは小さく使いやすいので、付属していれば使いましょう!今回はフィルムのみを想定して進めますので使用しません。
保護フィルムの確認をしましょう
剥離フィルムという、薄いフィルムが付いています。厚みのある方が機器に使用するフィルム本体になります。 薄く見分けのつかない場合は写真のようにシールがついている方が剥離フィルムになります。
またこの時フィルムどうしの接触面が機器の画面に貼る面なので触らないように注意してください。
上下左右裏表が確認できればOKです。
剥離フィルムをつけたままの貼り方はこちらを参考にしてください!
貼る位置を確認
剥離フィルムをつけたままでスマホ(機器)の画面にあてて位置を確認しておきます。いきなり貼ろうとするとサイズ感がわからずに調整をするのに何度も貼り直しをする(=ホコリがつく)ことになります。
サイズ感や位置がつかめたら貼る準備
透明で少し見えにくいかもしれません。フィルムの表(実際操作するときに触る面)の端2ヶ所に最初のテープの2枚を貼ります。左右はやりやすい方で構いませんが上下に1枚ずつあると便利です。
フィルムを貼っていく
写真の貼り方では剥離フィルムは全て剥がしています。剥離フィルムを徐々に剥がして貼っていく方法もありますが、今回は多くの方に説明をわかりやすくするため、全て剥がしてからの手法で進めます。
ゆっくり貼っていく
この時点で気泡がなく綺麗に貼れているかた、お疲れ様でした。天才です!!(^^)!そのままケースなどを戻して使ってください!
問題の気泡が入ってしまった場合です。軽く気泡を画面外に押し出すようになぞってみてください。この際クレジットカードの様な固いヘラになるもので押し出すと綺麗にできますが、慣れないうちは力加減がわからず保護フィルムや画面を傷つけることもあるので注意しましょう。
もし気泡が残る用であればゴミ取りが必要です。
ここで両端に貼ったテープと残り1枚のテープの出番です
気泡の中心にいるゴミを取る
気泡の中心をよく見るとホコリやチリなどのゴミがいます。
写真ではわかりやすくするためにワザとフィルムを大げさに浮かしています。
通常は上下のテープを軽く持ち上げ、隙間からテープを忍ばせてゴミを接着し取り出します。
※ガラスフィルムは曲げすぎると割れる危険性があるため慎重に行ってください。
完成へ!
ゴミが真ん中にあった場合真ん中まで剥がして、ゴミを取り貼る。徐々に端に向かって貼っていけば綺麗に貼ることができます。
最近のフィルムは格段に貼りやすくなっているので、ここまでしなくても綺麗に貼れると思いますが準備しておくに越したことはないですからね!
お疲れ様です(*^-^*)
フィルムの貼り方の注意点
- 接着面は触らない(保護フィルムも画面も)
- 位置の確認をしておく
- 気泡ができても焦らず、ゴミをテープで吸着
①接着面を触ってしまうと指紋やゴミが付き気泡や汚れの原因になります。
②位置の確認をせずに貼ると想定外のズレがでます。画面上下の受話口とホームボタン
が綺麗に見えるように目安にすると画面のサイドも自然と綺麗に貼ることができます。
③気泡ができたときに焦って全部剥がしてしまったりすると、余計にゴミが入り逆効果です。どれだけ気泡が入っても1つずつ取り除けば綺麗に貼れます。
最近ではガイド枠付きが登場しています!
Nimaso iPhone SE 第2世代 (2020) / iPhone8 / iPhone7 用 強化ガラス液晶保護フィルム【ガイド枠付き】【2枚セット】
これが本当に便利でめちゃくちゃ貼りやすいですし、一つガイドがあれば以降同じ本体のフィルムの貼り替えにも使えてめちゃくちゃ便利なのでおすすめです!(^^)!
フィルムの種類や材質
- アンチグレアフィルム(非光沢)
- 強化ガラス
- ブルーライトカット
- スムースタッチ
- 耐衝撃性
- のぞき見防止
- 全面保護
- 気泡レス
- 指紋防止
引用元:https://digitalnews365.com/sumaho-film
基本的に全面保護以外は同じ貼り方で問題ないです。全面保護は貼りなれている方でもかなり難しいフィルムなので、店員の方など貼ってもらえるお店を見つけておくことをおすすめします。
また100均のフィルムもかなりの品質なので綺麗に貼れれば、高価なフィルムと遜色ないほどに活躍してくれます。
耐衝撃系はどうしても高価なものの方が優れています。
貼りやすさを重視するなら、気泡防止のガラスフィルムがおすすめです!
特にこだわりがなかったり、なるべく貼ってない状態で使いたいというかたはこういった商品もおすすめです
iPhone 11 / iPhone XR 用 強化ガラス液晶保護フィルム 【3枚セット】( 6.1 インチ iPhone11 / iPhoneXR用 保護フィルム )日本製素材旭硝子製
3枚入りで比較的安価なので、最悪失敗してもやりなおしができますし、余ったら呼びにとっておくこともできます!またガラスフィルムは貼ってない状態の触感と近く私も長年愛用しています(*^-^*)
フィルム選びに関する注意点
一点だけ、避けた方がいいフィルムがあります!
それが薄いビニールの様なフィルムです。とにかく貼りにくく綺麗に貼ることはできません。このタイプはテープを使うとそこからシワになって元に戻らなくなります。
へこみなどの傷もつきやすく、貼り終えてもフィルムのゆがみが気になったりと個人的にはおすすめできません。
近年この手のフィルムは減りつつありますが、注意が必要です。
気を付けるポイントは、メーカー不明の商品
100均の【複数枚入り/フリーカット/ゲーム機のフィルム/Androidフィルム】
これに該当する場合はあまり質の良くない品の可能性があるので気を付けてください。Androidやゲーム機は純正のフィルムから選ぶことをおすすめします。
試しに100均の3DS用のフィルムを買って貼ってみました。
柔らかすぎて貼りにくい上に気泡が消えない…笑
また上の画面にはテープの糊(のり)跡がついてしまい取れなくなりました。
多分シール剥がしを使えば、跡は取れると思いますが…
もちろん商品によっては高品質なものもありますので、一概に絶対ダメとは限りません!
剥離フィルムをつけた貼り方
剥離フィルム有の貼り方も行ったのですが、録画がきちんとできておらず…
言葉だけでの説明になってしまうのですが、参考になればと思います。
先ほどのフィルムを少し剥がした状態
この状態のままスマホなどの画面に当てます。
この時剥離フィルムが機器と保護フィルムの間になるので、折れるような形になりますが、剥離フィルムは捨てるだけなので無視してください。
保護フィルムと本体の端を合わすことができたら、徐々に剥離フィルムを剥がしていくと勝手に保護フィルムが画面に吸着されていきます。
この方法だと保護フィルム側にゴミが付く可能性がかなり低いので、気泡もできにくくなります。
その場合でもセロハンテープを準備しておくことをお勧めします。
まとめ
今回の記事のまとめです
- 保護フィルムは誰でも綺麗に貼れる
- 秘訣はゆっくり貼る事、手順を守る事
- 保護フィルムは基本どれでも大丈夫
- 全面保護とビニール質の様な薄いフィルムは注意
これを参考に綺麗に貼れれば幸いです!
綺麗に貼れた時の達成感が気持ちいいので、是非チャレンジしてみましょう!
他にも記事を執筆していますので良ければどうぞ
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最後までご覧いただきありがとうございました!