手荒れの原因はストレスだった!?~原因不明で困っている方~
『手荒れが全然治らない!病院へ通っているけど治らない!今まで大丈夫だったのに急に手荒れしだしたけどなんで?』
こういった疑問にお答えします。
先に私の手荒れの経験について簡単に触れておきます。
本記事の内容
手荒れの原因はストレスだった!?
手荒れって本当にツラいですよね。
痛み、かゆみ、染みたりと仕事も集中できないし、生活にも支障が出てるなんて人も多くいると思います。
その手荒れの原因として考えられることは体質、皮脂現象が大半です。
今回のテーマは「手荒れの原因=ストレス」なので、その他の原因については深くは触れません。
なぜ手荒れがストレスに結びついていると考えられるかの理由を私を例に紹介します。
症状:あかみ、かゆみと痛み、湿疹、水疱
・水や洗剤、手袋など4年同じものを使っていたが、製品が変わった事はない。
・過去に、ひび割れやアカギレなどにもなったことはない。
・手荒れと同時に、全身の皮膚も弱くなった。頭皮や顔の皮膚、腹部など。
皮膚科でこれらの内容を伝えたところ、初めはアレルギー性と疑われていました。ですが職場や職種を変えても症状は変わらずだったためアレルギーの可能性も低いと診断され、皮脂の減少と説明を受けていました。
手荒れと付き合いだして7年程たった時に、自律神経失調症などを患っていた関係で心療内科を受診し漢方を処方していただいたところ、2週間を過ぎたあたりから手荒れが見る見るうちに回復していったのです。
心療内科の先生にそのことを伝えたところ、腸内細菌が入れ替わるのが服薬開始から2週間程かかるとのこと。腸内細菌が入れ替わったことで、体内の自然治癒能力や血液循環などの力が働き、手荒れが回復したと考えられるという話でした。
ストレス=手荒れという直接的な形ではなく、ストレス=自律神経の乱れ=手荒れというように大元の部分がストレスであったという考えです。
この事から、ストレスも手荒れの原因に成り得ると考えています。
また漢方についての使用感などはこちらの【心の病】うつ病などの薬物治療!効果についてで詳しくまとめていますので参考にしてください。
治療しても治らない
結論:手荒れを完治されることはできないようです。
唯一手荒れに効果のあるとされるステロイド剤ですら、一時的に炎症を抑えるだけでしかありません。
しかも使用をやめると、リバウンド症状がでてしまい滲出液(シンシュツエキ)*1が大量に分泌してかゆみが増します。
ハンドクリームやステロイド剤、ワセリンなどは手荒れを予防したり抑える事しかできません。
私は、ほぼ完治はしていますが、時折小さな水疱はできます。
ただ回復を体験した私としては、漢方服用の検討をおすすめします。漢方は自然由来のものなので副作用もほとんどなく離脱症状のようなものもないため取り入れやすいです。
ハンドクリームやステロイド剤で症状を抑えながら、漢方薬で体の芯から治すことができれば、手荒れはかなり回復できると思います!
もし興味のある方は一度医師と相談をされてから服用されるとよいでしょう。漢方に詳しくなかったり、方針として取り入れない病院もあるようです。
事前に「皮膚科 漢方」で調べてみるといいです。
今までは大丈夫だったのに
『 特に今まで手荒れはなかったのに急になりだした』 という方もおられると思います。
アレルギー体質になりアトピー性皮膚炎に繋がることも考えられます。
体質の変化は精神面から起きることもあるため注意が必要です。
私は正にこのパターンで、ハンドクリームなども使ったことがなかったので当時はかなり苦労しました。
夜もかゆすぎて眠れず、朝起きたら血まみれになっていることもありました。
当時気づいていなかったのですが、軽いうつの状態になるほど追い込まれておりそこが引き金になったと考えています。
現在は手荒れ・うつ病ともに9割回復しているといってもいい状態です。
一度心のバランスは崩れていないか、向き合う時間を作ることも回復につながる手段です。
【うつ病】まとめ~疾患歴7年の全て~こちらの記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。
手荒れ時の対処法
私が実際におこなっていた対処法です。
皮膚科で処方されたステロイド剤を何種類か試していたのですが、 ほとんど効果はなかったので当初から使用していたエンクロンというステロイド剤入りの軟膏を使用していました。
他にも当時いろいろ試しましたが、私にはこれが一番合っている感じがしました。
薬局の薬剤師の方に相談したところ、こちらを勧められました。
この軟膏の効果なのかわかりませんが、塗ってからしばらくたつと傷口が目に見えてふさがっていたので水や洗剤を使う仕事の方はいいかもしれません!
寝る際には患部にエンクロン軟膏を塗り、全体を白ワセリンで覆いその上から綿手袋とビニール手袋を2重につけて寝ていました。
翌朝手を洗い流すと、あかみは残りましたが色々触れるレベルには回復していました。
まとめ
この記事のまとめです
・手荒れの原因はストレスの可能性がある
・直接的でなく、手荒れのキッカケを引き起こしている
・手荒れは完治はしない。症状を極限まで抑えることが大切。
漢方はかなり効果的です。西洋薬と違い効果が出るのに時間はかかりますが、体への負担もないのでおすすめします。
手荒れは本当に大変です。軽度であっても邪魔になったり気が散るのでストレスに繋がります。
予防策として日々のケアも大切です。もし回復したとしても日々のケアを大切にしましょう!
他にも病気に関する記事を執筆していますので良ければどうぞ!
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*1:滲出液とは、やけどなどの際に出てくる透明の液体。組織間液。